「ひ〜よ〜。」

「・・・向日先輩。何ですか・・・・・・。」

「・・・今日、何の日か知ってっか?」

「今日、ですか。・・・・・・鳳が何か貰ってたんで、鳳の誕生日ですか?」

「鳳以外も貰ってただろ!特に、男子!」

「・・・あぁ、バレンタイですか。」

「そう!」

「・・・で、それが?」

「何か、無いわけ?」

「・・・あぁ、そういうことですか。ありますよ。」

「マジ?!・・・おい、誰かに貰ったやつ、とか駄目だぜ?」

「わかってます。・・・はい。」

「やっりぃ!・・・ってか、手作り?これ。」

「まぁ。」

「なんだ、日吉。バレンタインって、知ってたんじゃん!でも、なんで作ろうとしたわけ?」

「俺の兄の彼女が、作るの手伝ってくれ、って頼んだんで。で、残りを貰ったんです。」

「じゃあ、ひよの手作りじゃないじゃん。」

「いや、俺も手伝ったんで。・・・それは、俺が作った分です。」

「マジ?!大好きだぜ〜、日吉〜!でもさ、なんで今年は、ひよからくれようと思ったわけ?だってさ、去年は俺から渡したじゃん。」

「まぁ、ホワイトデーで返してくれれば・・・。」

「そんなの当然するって!いや、ホント嬉しいぜ。」

「・・・倍で。」

「え?」

「5倍返しで。」

「はぁ〜?!なんでだよ!ってか、普通、3倍返しだろ?!」

「じゃあ、3倍でいいです。」

「そういう問題じゃねぇ!!」

「じゃあ、返してください。部員にでも配りますんで。」

「それは、駄目!・・・もう、わかったよ!3倍な、3倍!」

「5倍です。」

「わかったよ!くそくそ!・・・まぁ、いいや。ひよの手作り貰えたし♪」

「(本当、この先輩は・・・。)」

「ん?何か言ったか?」

「いえ。・・・楽しみにしてますよ。」

「わかってるよ!」













 

うわ〜・・・。ビックリです。今じゃ、考えられない日吉絡みのCP・・・!!
いやぁ、まぁ、ぶっちゃけると、私の日吉好きは若×岳から始まったんですよねぇ・・・(遠い目)。
で、当時、好きな人とかいない自分に対し、周りがバレンタインでウキウキしてるのを見て、「あぁ、いいなぁ・・・。この雰囲気。自分も何かしたいなぁ・・・」と思って、これが出来ました。
うん、おかしな発想ですよね!!

とりあえず、今では日吉くんも向日さんも、夢小説しか書けませんよ。なので、今後、このCPが更新されることは、絶対に無いでしょう(笑)。
最初で最後です。なので、ある意味記念かなぁ、ということで、一応サイトに載せました♪